加工グループ ふじの花

もっと三次が好きになる!トレッタみよしの農家・農産物紹介

加工グループ ふじの花

次世代に残していきたい健康への想いをこめた手作りこんにゃく

 

シンプルこそ美味しくて安心だから。

こんにゃく芋は、3年以上のものを冷凍保存しています

こんにゃく芋は、3年以上のものを冷凍保存しています

加工グループふじの花は、環境問題に意識の高い4名の女性により、「安全を後世に残していきたい。安心して食べて元気になってもらいたい」という想いで、地元の減農薬野菜や果物を使い、コンニャクやジャム、佃煮などをすべて手作りで製造しています。

使う材料は、いたってシンプル。コンニャクでいえば、「コンニャク芋と水と凝固に必要な炭酸ナトリウム(無害)」。ジャムでいえば、「季節の果物と砂糖」のみ。防腐剤など健康被害が疑われる添加物を一切使わないので、日持ちの時間が短いのが特徴です。

 

 

 

 

毎回違う出来にドキドキ!コンニャク作り

力をこめてひたすら混ぜ続けます

力をこめてひたすら混ぜ続けます

今回はコンニャク作りについて詳しく紹介します。芋は3年かけて作った大きなものを冷凍保存し、1年中加工ができるようにしています。「コンニャクは毎回同じように作っても、粘りが違うのね。そこが手作りならではで面白いところ」と、代表の麻野恭子さんは話します。芋は柔らかくなるまで湯がき、水で冷やしてから手で皮を剥いていきます。活性水と芋をミキサーでトロトロになるまで混ぜたらそこからが本番!まずはヘラで混ぜること20分。少しずつ粘りが増していきます。40分寝かせてさらに10分程混ぜます。「この練る作業が大変!」と、額に汗をにじませながらも手を休めることなく練り続けます。

 

 

 

 

刺身こんにゃくで食べるのが一番美味しい

刺身こんにゃくで食べるのが一番美味しい

茹でる前…ほど良い弾力で柔らかい

茹でる前…ほど良い弾力で柔らかい

本物のコンニャクは味が違う

こちらは刺身で食べるのが一番美味しい。ポン酢を少し垂らして食べると、口の中に深い味わいが広がります。「これがコンニャクの味なんだ!」と、一般的なコンニャクを食べてもわからなかった新しい発見があります。手作りすることで程よく空気を含み、用いる調味料によっても味がよく浸みて美味しくなります。加工グループふじの花の商品はリピーターが多く、これからも信用を落とさないように心を込めて続けていきたいと考えています。

 

 

お互いに助け合いながら楽しく作業

お互いに助け合いながら楽しく作業

気の置けない仲間との特別な時間

グループ名にもなっている「ふじの花」は、天ぷらからお茶まで丸ごと使える無駄のない植物。そんな「もったいない精神」を持ち、昔の知恵を伝えていきたいと考えています。平均年齢は66歳ですが、メンバー同士姉妹のように仲が良く週に1回の加工作業を楽しみにしています。「コンニャクわらび餅を開発してみたい」など、今後の夢も楽しいお喋りの中で次々と飛び出します。お母さんたちの手作り加工品に、今後も大いに期待していきたいと思います。

 

加工グループふじの花

連絡先

三次市布野町戸河内332

TEL 0824-54-2222

●商品情報

・手作りコンニャク 250g/280円              鮮度がよいうちにお召し上がりください。(賞味期限は10日間)

 

【農業ライターの一言】

今まで食べていたコンニャクはなんだったんだ・・・と思うくらい雑味がなく衝撃的な美味しさでした。

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