みどりグループ
三次の魅力、みーつけた
もっと三次が好きになる!トレッタみよしの農家・農産物紹介
みどりグループ
三次になくてはならない家庭の味は、農家の手で丹精こめて作っています
君田の自然が生んだ、「わさび漬」と「はぶ草茶」
標高200メートルの自然豊かな君田地域では、昔からわさびの栽培が盛んでした。そんな地域の農産物を守り特産品を作っていこうと、みどりグループでは『わさび漬』、そして同じく地域に根づいている『はぶ草茶』を加工製造しています。メンバーは男性農家3名。それぞれワサビ、はぶ草の栽培管理を行い、山に囲まれている特長を生かして堆肥は落ち葉を使うなど、環境に優しい土づくりを行っています。
栽培の苦労があるから面白い!
わさびは主にハウス栽培。本来はさらに標高の高い場所のほうが適しているため、夏の暑い時期には枯れてしまうおそれがあり細心の注意が必要です。「大変なのは、手を抜けないこと。だけど育っていく様子を見るのは楽しいですね。文句を言わないし(笑)。毎年同じようにはできない面白さがあります。」と、グループメンバーの松本寛治さんは話します。
一度食べたらクセになる、「わさび漬」とは
わさび漬の種類は、もろみ味噌、酢漬け、粕漬けの3種類。一番の人気は、もろみ味噌。広島の「ますやみそ」を使った逸品です。わさび漬はご飯のおかずや酒の肴、冷奴やキュウリなどにとてもよく合います。意外とピザにもイケるそう。そのツーンとくる風味がクセになる、君田の家庭の味です。
食事に合う、生活感のある「はぶ草茶」
はぶ草は全てがお茶の原料。細かく刻み、天日干しで乾燥し、機械でもんでさらに天日干し。再び乾燥機にかけて、最後に煎って香りを引き立たせます。松本さんは、「干したり煎ったりする手間があるから美味しいんです。食事のときはいつもはぶ草茶しか飲んでいないから他と比べられないけど、生活感のあるお茶です。」と話します。
はぶ草は別名「エビスグサ」とも呼ばれており、滋養強壮に高血圧予防、便秘解消など、幅広い健康効果が期待できるといわれています。香ばしい香りであっさりとした飲み口が美味しい。
松本さんは日中の草刈などの農作業に加え、地域行事を開催する役員など多くの役割を務めているため忙しい日々を送っています。このような地道な努力があるからこそ、長年愛される家庭の味が作り続けられています。
みどりグループ
●連絡先
三次市君田町櫃田1167-3 TEL(FAX) 0824-53-2602
http://www.midori-group.net/
●商品概要
・わさび漬け(各種) 180g/745円(税込)、80g/324円(税込) わさびと味噌のピリっとした味がやみつき。
・はぶ草茶 80g/302円(税込) 温冷どちらでも美味しくいただけます。
【農業ライターの一言】
ご飯・わさび漬・はぶ草茶の3品がそろえば満足できそうで、他になにもいらないかもしれません。